抜歯は周囲の神経や血管の確認が必須
「親知らず」の抜歯を行う際に重要なことは、状態を正確に把握するということです。抜歯時に神経に触れたり、太い血管を傷つけたりしないために、「親知らず」の周囲の確認が必須となります。
目黒まついデンタルクリニックでは歯科用CTを活用することで、「親知らず」の部位を立体的に把握でき、神経や血管の位置を考慮しながら治療を進めることが可能です。埋まっている「親知らず」でも、必要以上に歯ぐきを切開したり、顎の骨を削ったりせずに抜歯ができます。
抜歯中の痛みについて
抜歯は、麻酔を十分効かせて行いますので、抜歯中に痛みを感じることはほとんどありません。万一、抜歯中に痛みがある場合は、麻酔を追加し痛みがない状態にしますので担当医にお伝えください。
抜歯前の注意点
常用薬や持病のある方、ご妊娠中の方はあらかじめお伝えください。
また新しく薬を飲み始めた場合もお伝えください。
痛み腫れが強い場合は抜歯は行わず消炎処置で終わる可能性があります。
抜歯後の注意点
-
抜歯後の傷に気を付ける
抜歯後は麻酔がシッカリ効いて居る状態なので歯茎を噛みやすかったり、温度感覚が鈍るため火傷しやすい状態になります。お食事は麻酔が切れてから再開するようにしましょう。
-
抜歯後、当日は安静にしましょう
アルコールや運動、長時間の入浴など血行が良くなるようなことは避け、安静にしましょう。血が止まらない場合は、清潔なガーゼやティッシュなどを丸めて穴の上に置き、しっかり噛むことで圧迫止血をします。
-
抜歯の穴の内部は触らないように
抜いた穴の中に、血が固まりかさぶたとなり傷を治す助けとなります。
強いうがいをしすぎたり、舌で傷口を触りすぎたり傷口を歯ブラシでこすってしまうとかさぶたが剥がれてしまい、治癒期間が延びたり、痛みが生じ傷口に細菌感染したりすることがあります。 -
傷口を冷やしすぎない
腫れが大きく、痛みや熱がある場合には濡れタオル程度で軽く冷やすのも良いですが、冷やしすぎは血流が悪くなり傷の治りが悪くなります。