虫歯は、口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)が作る酸によって歯を溶かし、脆くなり、最終的に穴が開いてしまう病気のことです。
しかし、早期発見することが出来れば状態にもよりますが、歯に穴が開き虫歯が出来る前の状態に戻すことが出来ます。
一度削ってしまった歯は取り戻すことはできません。
目黒まついデンタルクリニックでは、多く削るのではなく最小限必要箇所の切削で最大の効果が生じるMI(ミニマルインターベーション)の思想をもとに以下の特徴で虫歯治療を行っていきます。
虫歯治療
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虫歯治療
虫歯は、口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)が作る酸によって歯を溶かし、脆くなり、最終的に穴が開いてしまう病気のことです。
しかし、早期発見することが出来れば状態にもよりますが、歯に穴が開き虫歯が出来る前の状態に戻すことが出来ます。
一度削ってしまった歯は取り戻すことはできません。
目黒まついデンタルクリニックでは、多く削るのではなく最小限必要箇所の切削で最大の効果が生じるMI(ミニマルインターベーション)の思想をもとに以下の特徴で虫歯治療を行っていきます。
う蝕検知液は歯に塗布することで虫歯の菌に感染している部分だけを染めだしてそれをもとに削ることができます。
肉眼では見ることのできる限界があるため、ルーペ(拡大鏡)を用い高倍率治療を実現します。
ルーペよりさらに詳しく見たい場合、80倍拡大できるマイクロスコープを用い、低侵襲治療を実現することができます。
細い注射針を用い、麻酔液を人肌に温め、電動麻酔を用いることで痛みを抑える治療を実現します。
虫歯は、以下の3つの要素が重なり虫歯を引き起こします。
1細菌(ミュータンス菌)
口の中に潜む細菌(ミュータンス菌)は増殖すると歯垢となり歯の表面に付着し食べ物などにより摂取した糖分から酸を作ります。
細菌によって作り出された酸が、リンやカルシウムといった歯の成分を溶かし、歯を脆くさせます。
2糖分
日常生活で口にする糖分(食べ物や飲み物)は、口の中に潜む細菌が酸を作る材料になります。口の中のpHが落ち,酸性に傾くとミュータンス菌が活躍してしまう環境になってしまいます。甘いお菓子を好んでよく食べる方や間食する習慣のある方は歯の表面に増殖した酸が付着する時間が長いため虫歯になる可能性を高めます。
3歯質
環境や遺伝の違いで個人差はありますが、エナメル質や象牙質の状態によって虫歯になりやすい傾向にある方もいます。
C0
初期の虫歯
症状
表面のエナメル質だけが侵されており穴は開いておらず痛みも無いため自覚症状がほとんどありません。歯の色が少し白く濁ります。
治療方法
・生活習慣の改善
・ブラッシング指導
└適切なブラッシングやフッ素塗布を行い進行を阻止します。削る必要がないパターンが主です。
C1
エナメル質に小さな穴が開いた虫歯
症状
歯の表面のエナメル質が侵されており小さな穴が空いた状態です。
冷たいものがしみることがあるため自覚症状はありますが痛みはまだないため、ご自身で虫歯がどうか判断がしづらいです。この状態の場合、早期発見し早期治療を受けることが出来れば歯を削る量を最小限に抑えることができ治すことができます。
治療方法
虫歯に侵された箇所のみを最小限削り、保険適応となる白い歯科用プラスチック(レジン)や部分的に型どりして詰めるインレーという治療方法を選択することがあります。
C2
歯の内部まで進行した虫歯
症状
虫歯がエナメル質の内側にある2層目のバリアである象牙質まで到達した状態です。冷たいものがしみたり痛みを感じるといった自覚症状が出てきます。
この段階から症状の進行が早くなるため早期治療が重要になります。
治療方法
虫歯の範囲次第ですが、侵された箇所を削り取り、詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)にて修復する治療を行います。
C3
神経まで進行した虫歯
症状
虫歯が歯の神経(歯髄)まで到達した状態です。
虫歯がかなり進行しており激しい痛みを感じるようになります。
治療方法
神経を取り除き、根管の中を洗浄・消毒をする根管治療を行います。
その後、根管の中を綺麗に清掃できたら薬を詰めて土台を立て、被せ物をします。
C4
歯の根(歯質)が失われた歯
症状
細菌(ミュータンス菌)により歯の大部分は溶けて崩れ、歯根まで虫歯に侵された状態です。
神経が壊死しているため激しい痛みは収まりますが、放置し歯根部に膿が溜まると痛みが再発します。
治療方法
ほとんどの場合、残念ながら抜歯が必要となります。
抜歯後、歯の機能回復を図るため、ブリッジや入れ歯、インプラントなどのご提案を患者様のご要望をお伺いしながらさせていただき、オーダーメイドの治療を進めます。
虫歯になるのを防ぐには、歯磨きなど自宅でのご自身のケアと歯科医院での専門的なケアの両方が必須です。
前述のとおり口の中が酸性であり続けると虫歯の菌が活発になってしまいます。そうならないためにダラダラ食べにならないこと、きっちり間食をとるなら時間を決める、間食後歯ブラシ・フロスをして汚れを残さないことが大切です。
虫歯に限らずどの病気でも早期発見・早期治療が大切です。ご自身で100%ケアできるひとはいないので、歯科医院での定期的なチェックを行うことで進行を防ぐことができます。